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腰痛とリハビリについて

整形疾患

腰痛とリハビリについて

腰痛の種類と原因、腰の構造、リハビリの考え方を解説します。

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About

概要

腰痛には、特異的腰痛(とくいてきようつう)と非特異的腰痛(ひとくいてきようつう)と呼ばれる2つの種類があり、原因が分かるかどうかで分けられます。

特異的腰痛

画像診断などによって、腰痛の原因が明らかになる場合です。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが含まれます。

非特異的腰痛

腰部を構成する組織のどこかに原因がある場合の腰痛です。急性腰痛症や慢性腰痛症が含まれます。

※特異的腰痛に比べて非特異的腰痛は多く、原因が明らかにならない腰痛が多いのが実情です。

腰痛が発生すると、痛みをかばう姿勢や動き方で日常生活を送ることになります。この非対称的な姿勢によって身体のどこかに負担が集中し、他の身体の部位が痛むことも起こったりします。

Disease

代表的な特異的腰痛

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎と腰椎の間にある椎間板(ついかんばん)という軟骨内の髄核(ずいかく)の位置が移動して、腰椎の外側の神経根(しんけいこん)を圧迫することで、痛みやしびれの症状が発生します。ヘルニアの語源は「逸脱する」ことで、本来あるべき位置から外れてしまうことを意味しています。

多くの場合、飛び出た髄核は6ヶ月程度で自然に吸収されて無くなります。しかし後縦靭帯(こうじゅうじんたい)を破らない場合には免疫細胞が働きにくくなり、ヘルニアの状態が続くことがあります。その場合、慢性腰痛に移行することもあります。

腰部脊柱管狭窄症

脊髄(せきずい)が通る脊柱管が狭くなることが原因で、神経の血行不良によって足のしびれや痛みが発生します。腰痛自体はあまり強くなく、歩行時の症状発生が多いのが特徴です。

安静にしていると症状がほとんどない場合もあることから、休憩と歩行を繰り返す間欠性跛行(かんけつせいはこう)がみられます。症状が悪化してくると休憩と歩行の時間が短縮し、短い距離の移動も困難になることもあります。

その他の特異的腰痛

  • 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
  • 脊椎分離症(せきついぶんりしょう)
  • 脊椎すべり症

Check

症状の出かたによる違い

前かがみで強くなるか、反らすと強くなるかが、見分けの手がかりになります。

疾患症状の出かた
腰椎椎間板ヘルニア身体を前に倒したときに強くなります。神経根が圧迫され、痛みやしびれが出ます。
腰部脊柱管狭窄症身体を後ろに倒したときに強くなります。背筋を伸ばすと脊柱管が狭くなるためです。歩行時に症状が出て、間欠性跛行がみられます。

※自己判断はせず、症状が続く場合は医療機関を受診してください。

Structure

腰の構造

背骨は、33個の椎骨(ついこつ)から成り立ちます。腰には、腰椎、仙椎、尾椎が含まれます。成人の場合は、仙椎と尾椎は骨癒合(こつゆごう)して仙骨と尾骨を形成します。

部位椎骨の数
頸椎(けいつい)7個
胸椎(きょうつい)12個
腰椎(ようつい)5個
仙椎(せんつい)5個
尾椎(びつい)4個

脊柱の生理的弯曲

  • 背骨は全体として脊柱(せきちゅう)を構成し、脊柱には生理的弯曲があります
  • 頸椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯しています
  • この弯曲が崩れることで、様々なトラブルが引き起こされます

腰を構成する骨と筋

  • 骨:腰椎、仙骨、尾骨のほかに、腸骨(ちょうこつ)・恥骨(ちこつ)・坐骨(ざこつ)が合わさって構成される寛骨(かんこつ)を含みます
  • 筋:背骨全体についている脊柱起立筋と腹筋群、股関節周囲筋群が運動の制御に関わっています
  • 腰は身体の中心に位置するため全身的な動きの影響を受け、手足の動きも腰の動きに関わっています

Rehabilitation

リハビリについて

腰痛の原因が特異的か非特異的かによって、進め方が変わります。

歩行器を使った歩行練習を支える理学療法士

腰痛に対するリハビリは、腰痛の原因が特異的か非特異的かによって、進め方が変わります。そのため、原因に対する関わり方が重要な視点となります。

  • 原因が特異的か非特異的かを確認し、原因に対する関わり方を検討します
  • 痛みをかばう姿勢や動き方を確認し、負担が集中している部位を評価します
  • 脊柱の弯曲や、脊柱起立筋・腹筋群・股関節周囲筋群の状態をみていきます
  • 腰は全身の動きの影響を受けるため、手足を含めた身体全体の動きを確認します
  • ご自宅でも継続できるホームワークプログラムをご用意します

神栖神経リハビリセンターでは、腰痛に伴う姿勢の崩れや動きにくさについて、改善を目指すことができます。まずは症状と改善したいことを、下記のお問い合わせ先へご連絡ください。

Closing

おわりに

どんな小さなお悩みでも、私たちハッピーエブリは全力でサポートいたします。現在お困りの方やご家族の方は、ぜひ一度ご相談ください。