整形疾患のコラム

整形疾患のコラム

・一般的な整形外科疾患は、主に骨、関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重視します.対象は、背骨と骨盤という身体の土台骨と、四肢となります.

・整形外科的疾患に対する治療法は、内服、鎮痛薬塗布、外科的治療、リハビリが主体となります.手術前のリハビリ、手術後のリハビリも行い、正常な運動機能まで改善を図り、日常生活を円滑に送れるようにすることが目的となります.

・整形外科的疾患の近年の罹患率は、大腿骨骨折、前腕骨骨折、脊椎骨折、膝関節症という順で高いという研究結果もでています.骨折は、転倒によって受傷されることが多く、手術などを行う観血的治療法か固定などでの保存療法が選択されます.いずれの場合もリハビリが行われます.運動器のリハビリは、標準的算定日数は150日間と定められています.150日間を超えると、今まで集中的に行えていたリハビリが行えなくなってしまいます.そのため、短期間に集中的なリハビリを行います.しかし、もともと高齢により、骨粗鬆症を呈している方が転倒してしまい骨折してしまう現状が多い中でのリハビリでは、理想通りの機能改善をされない方、リハビリ中に他の場所の痛みや運動制限をきたしてしまう方も少なくありません.

・神栖神経リハビリセンターでは、身体的&精神的不安を抱いている方の身体的、環境的、社会的、精神的なサポートをマンツーマン120分週2回程度の頻度にて徹底的にサポートさせてもらうことができます.