ご利用者様の声

改善事例:脳梗塞右片不全麻痺(80代)

【リハビリの内容】

・左肩痛に対する徒手療法(筋膜リリース、モビライゼーション)
・体幹・右上下肢への神経&筋促通手技
・非麻痺側左上下肢への運動機能訓練
・姿勢指導及び呼吸指導
・歩行訓練
・自主訓練指導

【リハビリの効果】

・歩行時の左足のつまずき、左右への身体のふらつき、左肩、左手の痛みの訴えがありました。
左の肩と手の痛みは、右上下肢の不全麻痺による日常生活における不使用が原因で右上肢に負担が集中することが原因で生じていました。
歩行時のつまずきは、麻痺側右下肢の体重支持性の低下により、左足と床とのクリアランス低下により生じていました。
そのため、苦痛として認識されている痛みの改善の施術を施し、動作時における上下肢の活動バランスの調整を図りました。
その結果、痛みは著しく改善され、歩行においても左右への身体のふらつきが減少し、つまずくことなく、良い姿勢で歩くことができるようになってきています。

【ご本人インタビュー】

・手や肩の痛みが辛くて、家での草取りも苦痛でした。リハビリを受けて、痛みがほとんどなくなっています。
以前は、三味線を弾くことが趣味でした。脳梗塞になり、もう三味線は弾けないと諦めかけていましたが、神栖神経リハビリセンターで先生にリハビリをしてもらって三味線がまたできるような気がしてきました。

【セラピストからメッセージ】

・痛みや右片不全麻痺の影響で今まで活動的に草取りや三味線を弾くなどの行動が制限されていました。
しかし、リハビリを通して、「また、やってみよう」という気持ちになってもらえたことをとても嬉しく思います。
脳梗塞によって、麻痺が起きても全身の動かし方や麻痺していない手足と麻痺している手足を協調的に活用できるようになれば日常生活を過ごしやすくなることはあります。
これからも諦めずに運動や家事をやってください。

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