コラム

脳性麻痺、症候性癲癇(てんかん)

A様 10代後半 男性

ご家族様からのお話し

『非常に活発で元気はありますが、最近歩く時の姿勢が悪かったりすることが気になっています.』

セラピストから

・全身的な力については保たれていますが、歩行の際に歩行器に身体を預けすぎていて、歩行姿勢が崩れていました。
・施設内での歩行にて、身体を歩行器に預けすぎるあまり、自分で足を前に出すことをしなくなってしまう場面がありました。
・四肢の筋緊張が高く、他動運動時の抵抗感が強く、基本動作時も力が入りすぎてしまう場面が見受けられました。
・歩行器に身体を預けすぎてしまうことの改善のために立ち上がり動作と立位保持の練習を行いました.その結果、屋外歩行時に歩行器に身体を預けすぎてしまうことが軽減しました。

まとめ

身体を動かすということに対しての抵抗感が強かったため、力を抜いて身体を動かすことの練習を行いつつ、立ち上がり訓練及び立位保持訓練を行いました.その結果、屋外歩行時に自分の足で身体を前に運ぶことが改善されていました。