利用者様情報 A様 10代 脳性マヒ 男性
ご家族様からのお話し
転んで、腕の骨を折っても泣いたりもせず、我慢してしまうような子なんです.歩くことは好きみたいですが、介助方法が限られていたり、装具を履かないと歩けない状態です。
セラピストから
・音楽や人と遊ぶことが大好きなA君に対して、遊びながら骨折した肩関節の可動域拡大のためのリハビリと介助方法を変えた中での歩行練習を実施しました。
・肩の可動域は初回のリハビリにて改善され、3回目のリハビリでも維持されている状態でした。
・歩行練習では、室内での手引き歩行時の介助方法を変えて練習を行うことを対応し、最終的に屋外にて歩行器を使用して介助歩行まで実施することができました。
・今後も継続して音楽を楽しみながら手足の運動を行うこと、屋外歩行に取り組んでいくことで更なる改善を目指していけると思います。
まとめ
リハビリに対して、怖いというイメージがあるためか身体への触れ方や声のかけ方には十分留意して対応を行いました.楽しみながらリハビリを行うというテーマを持って関わらせて頂き、最終的にはリハビリ中の表情も大変穏やかになって頂けました.肩の可動域拡大を図れたこと、屋外歩行を一緒にできたことを嬉しく思います。