コラム

左人工膝関節置換術後、右大腿骨頸部骨折術後の症例

リハビリの内容

利用者様情報 S様 70代後半 女性

◎ご家族様からのお話し
『左人工膝関節の手術をして、足首が動かせない状態になりました。それが理由で転んでしまい、右大腿骨も骨折しました.』

◎セラピストから
・リハビリ開始当初より、右股関節前面に激しい痛みの訴えがあり、ベッドへ横になるのも起き上がるのも苦労されていました.左足関節も腓骨神経麻痺の影響で歩行時に問題をきたしていました.自主訓練として、家庭用の低周波治療器と足関節へのtゴムチューブを用いた底背屈運動を行ってもらいました.施術では、右股関節の体重支持性の改善を図る目的で施術を進めました.
・リハビリを開始して、30日間の期間中は週2回のリハビリを行いました.その後は、週1回の頻度としました.
・リハビリ開始当初に比べると、右股関節痛が緩和し、左足関節を自分で動かすことが可能になりました‼その結果、歩行能力が向上されました(^^♪

まとめ

痛みの影響で自宅内でも動く機会が少なくなっていたため、痛みの改善と足の運動機能の改善を図る目的で自主訓練にも取り組んでもらいました.改善への意欲が高く、積極的にリハビリに取り組んで頂けたことがきっかけで歩行だけでなく、ベッドへ横になることと起き上がる際の苦労もしないで動作が遂行できるようになりました.
今後も運動に取り組んでいただくことで手術と骨折をする前までは行えていた旅行等の外出も問題なく遂行できると思います!(^^)!