コラム

姿勢改善で農作業をラクに!

前かがみ姿勢と腰痛に悩む日々

パーキンソン病の影響により、長い時間立っていられなくなったり、腰が痛くなったり、姿勢が前かがみになってしまったりするお悩みを抱えていた60代後半の男性(農家)の事例です。奥様から「リハビリに通わせたい」とのご相談をいただいたことがきっかけで、リハビリを開始することになりました。

一人ひとりに合わせたリハビリプログラム

姿勢を良くし、前かがみになる問題を改善するため、硬くなっていた股関節や脊柱の動きを今よりも引き出すことを目指しました。施術方針として、マンツーマンでの可動訓練、筋力強化訓練、そして日常生活に直結する姿勢動作訓練を組み合わせて実施しました。

好転反応を乗り越え、歩行のふらつきも減少

リハビリを重ねることで、前かがみだった体がしっかりと起きるようになり、歩行速度の向上や歩行時のふらつきの減少といった確かな変化が現れました。
リハビリ初期の頃、姿勢が良くなったことに伴い、普段使っていなかった筋肉を使ったことによる「好転反応」として、翌日に一時的な腰痛の強まりが見られました。しかし、これはお体が良い方向へ変わっているプロセスであることを丁寧に説明し、安心して継続いただいた結果、その後の施術で痛みが強まることはなくなり、ご本人からも「仕事がやりやすくなった」と嬉しいお声をいただくことができました。

リハビリの満了とこれからのサポート

姿勢の改善によってお仕事での動作がスムーズになり、付き添いのご家族(奥様)も大変喜んでおられました。ご家庭の状況も考慮し、現在は一旦リハビリを満了といたしましたが、今後もしまた痛みが強くなった際にはいつでもすぐにご相談いただけるよう、万全のフォローアップ体制を整えて終了いたしました。

ビフォー写真
アフター写真
担当セラピストより一言

パーキンソン病による前かがみ姿勢や体の硬さは、適切な関節の可動訓練や動作指導で改善を目指すことができます。リハビリの過程で、一時的な「好転反応」による痛みが出ることもありますが、それはお体が変化しようとしている前向きなサインでもあります。私たちはご本人の生活や仕事(農作業など)が少しでもラクになるよう、そして何よりご家族にも安心していただけるよう、一人ひとりに寄り添ったサポートを心がけています。気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。