MENU

力を抜いて、笑顔で歩ける毎日へ

この方のプロフィール

疾患小脳梗塞の疑い(右片麻痺)年代・性別70代・男性
利用期間6か月頻度・1回の時間週1回・90分
利用形態通所コース通常コース

Summary

この事例の概要

過去に2回の脳梗塞を経験され、今回は小脳梗塞の疑いがある状態でご来所されたS様。足元がふらついてまっすぐ歩くことが難しく、右側の麻痺の影響で全身に過剰な力が入っていました。週1回・90分のプランで、ベッド上で筋肉をゆるめる訓練と歩行練習を組み合わせて取り組まれました。「力を抜いて歩くコツ」をつかまれてからは、控えがちだった外出やお散歩の頻度が増えています。

Change

ご利用前とご利用後の変化

ご利用前

  • 足元がふらつき、まっすぐ歩くことが難しい
  • 身体に過剰な力が入り、全身が硬い
  • 不安から、外出やお散歩を控えがち

→

ご利用後(6か月)

  • 力の抜き方をつかみ、歩きやすさが増した
  • ご自宅でも正しいセルフケアができる
  • 外出やお散歩の頻度が増えた

Situation

ご相談いただいた時の状況

S様は過去に2回の脳梗塞を経験されており、今回は小脳梗塞の疑いがある状態でのご来所でした。足元がふらついてまっすぐ歩くことが難しく、右側の麻痺の影響で身体に過剰な力が入ってしまう状態でした。

初めて来られたときは全身が硬く、力の抜き方が分からないとお話しされていました。ご自宅でのセルフケアも、意図せず身体に力を入れる方法になりがちでした。

ご本人が困っておられたこと

  • まっすぐ歩こうとすると、足元がふらついてしまう
  • 力を抜こうとするほど、かえって身体に力が入る
  • 転倒への不安から、外出の機会が減っていた

Program

当センターで行ったリハビリの内容

全身の硬さをほぐしてスムーズな動きを取り戻すため、週1回・90分のプランで取り組みました。時間の大部分をベッド上での訓練にあて、筋肉をやさしくリラックスさせることから始めています。

残りの時間で、歩行のふらつきを抑える練習と、右手・指先の細かい訓練を行いました。ただ動かすだけでなく、身体をゆるめながら正しい動かし方を再学習していくアプローチです。

歩行器を使った歩行練習を支える理学療法士
手指の細かい動きを練習するご利用者と理学療法士

1回90分の組み立て

内容ねらい
ベッド上での訓練筋肉の硬さをやわらげ、力が抜けた状態をご本人に感じていただきます。
歩行の練習ふらつきを抑えながら、力を抜いたまま歩く感覚を確かめます。
右手・指先の訓練細かい動作を通じて、力の入れ方と抜き方を調整していきます。

ご自宅でのセルフケア

週1回のリハビリで得た状態を保つため、ご自宅で行うセルフケアの方法をお伝えしました。力を入れすぎない範囲を一緒に確認しながら、無理なく続けられる内容に調整しています。

Progress

経過と、現在の状態

リハビリを重ねる中で、ご自身では「あまり変わっていないなぁ」と感じられる時期もありました。一方で、歩きやすさは少しずつ変化していました。

「力を抜いて歩くコツ」をつかまれてからは、不安で控えがちだった外出やお散歩の頻度が増えています。もともとアクティブなS様は、「奥様と一緒に旅行に行きたい」という目標を掲げ、前向きに取り組まれています。

Voice

ご本人・ご家族の声

力を抜くという感覚が、最初はまったく分かりませんでした。毎回教えてもらううちに、歩いていて「あ、今は楽だ」と思える瞬間が増えてきました。散歩に出る回数が自然と増えています。

ご本人(70代・男性)

本人が「歩きにくい」と言う回数が減りました。以前は外に出るのを渋っていたのですが、今は自分から誘ってくれます。旅行の話ができるようになったのがうれしいです。

奥様

Staff

担当者

施設長・理学療法士の滑川実信

滑川 実信(理学療法士)

総合病院にて臨床16年(入院・外来・介護施設・通所・訪問)/脳血管疾患・パーキンソン病・整形疾患・難病

メッセージ

週1回のがんばりを維持するためにも、ご自宅での正しいセルフケアの大切さを改めて感じました。今後はご自身でも変化を実感していただけるよう、お伝えの仕方を工夫していきます。奥様とのご旅行を安心して楽しんでいただける日まで、二人三脚でサポートいたします。

掲載内容はご本人・ご家族の同意を得たものです。
リハビリの成果には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。

  • URLをコピーしました!