MENU

パーキンソン病リハビリ

この方のプロフィール

疾患パーキンソン病年代・性別非公開
利用期間継続利用中頻度・1回の時間週1回・90分
利用形態通所コース通常コース

Summary

この事例の概要

パーキンソン病のあるA様です。背中が曲がった前かがみの姿勢になり、視線も下を向きがちで、歩くときのバランスが不安定でした。胸を広げて背筋を働かせる運動、バランスの訓練、リズムに合わせた歩行の練習を組み合わせて取り組んでいただいた結果、背すじが伸びて前を見て歩けるようになっています。ご自宅で続けていただく体操と、お電話でのご相談を組み合わせて、センターに来られない日も支えています。

Change

ご利用前とご利用後の変化

ご利用前

  • 背中が曲がり、前かがみの姿勢になっている
  • 視線が下を向きがちになる
  • 歩くときのバランスが不安定

→

ご利用後

  • 背すじが伸びた姿勢を保てるようになった
  • 前を見据えて歩けるようになり、表情も明るく
  • 歩き方が安定してきた
ご利用前。前かがみの姿勢で視線が下を向いている様子
ご利用前 うつむきがちで、視線が下を向いている
ご利用後。背すじが伸びて前を向いている様子
ご利用後 姿勢が整い、顔も前を向くように

Situation

ご相談いただいた時の状況

背中が曲がって前かがみの姿勢になり、それにともなって視線も下を向きがちになっていました。歩くときのバランスも不安定な状態です。

姿勢が前に傾くと視線が下がり、視線が下がるとさらに前へ傾く。この繰り返しが、歩きにくさとバランスの不安定さにつながっていました。

ご本人が困っておられたこと

  • 背中が曲がり、前かがみの姿勢が戻せない
  • 視線が下を向き、前を見て歩けない
  • 歩くときにバランスを崩しやすい

Program

当センターで行ったリハビリの内容

パーキンソン病の症状に合わせた運動プログラムを組み立てています。姿勢を整えることを軸に、バランスと歩き方まで一続きで扱いました。

リハビリの組み立て

内容ねらい
姿勢改善のエクササイズ胸まわりを広げて背筋を強くし、前かがみの姿勢を整えます。
バランスの訓練さまざまな姿勢でのバランスを高め、転倒を防ぎます。
歩行の訓練リズムに合わせて歩く練習で、すくみ足や小刻みな歩き方を改善します。
理学療法士による施術関節の動く範囲を保ち、筋力を高めて、日常の動作につなげます。

Home

ご自宅での取り組みと、そのあとの支え

ご自宅でできる体操

ご自宅でも続けられる簡単なストレッチと体操をお伝えしています。毎日の習慣として取り入れていただくことで、施術で得られた状態を保ちやすくなります。

お電話でのご相談

A様とご家族には、定期的にお電話でのご相談をお受けしています。ご自宅での運動についての疑問や、体調の変化について、いつでもお気軽にご連絡いただける体制です。

センターにお越しいただく時間よりも、ご自宅で過ごされる時間のほうがずっと長いためです。

Progress

経過と、現在の状態

背すじが伸びた姿勢を保てるようになり、視線も前を向くようになりました。表情も明るくなられています。歩き方も、以前より安定してきました。

パーキンソン病のリハビリは、センターでの専門的な施術、ご自宅での継続した取り組み、そして定期的なご相談の三つを組み合わせることが大切だと考えています。

Staff

担当者

施設長・理学療法士の滑川実信

滑川 実信(理学療法士)

総合病院にて臨床16年(入院・外来・介護施設・通所・訪問)/脳血管疾患・パーキンソン病・整形疾患・難病

メッセージ

姿勢が前に傾くと視線が下がり、視線が下がるとさらに姿勢が傾いていきます。この流れをどこかで止めることが、パーキンソン病のリハビリでは大きな意味を持ちます。A様の場合は、胸まわりを広げる運動を軸に据えたことで、姿勢と視線の両方が変わっていきました。ご自宅での体操も欠かさず続けてくださっています。これからも、前向きな毎日をトータルで支えてまいります。

掲載内容はご本人・ご家族の同意を得たものです。
リハビリの成果には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。

  • URLをコピーしました!