この方のプロフィール
| 疾患 | パーキンソン病 | 年代・性別 | 非公開 |
| 利用期間 | プログラム修了 | 頻度・1回の時間 | 週1回・90分 |
| 利用形態 | 通所 | コース | 通常コース |
Summary
この事例の概要

パーキンソン病の影響で腰が大きく曲がり、前かがみの姿勢になっていたT様です。小刻みな歩き方による転倒の心配に加えて、身体の硬さが呼吸を浅くし、声が小さく聞き取りづらいというお悩みも抱えておられました。最初に取り組んだのは、夜眠るときの姿勢を整える指導です。休息の質が上がったことで身体の緊張がほどけ、歩き方が改善しただけでなく声量も大きく戻りました。今ではご自宅のカラオケで発声の練習をされ、デイサービスにも自ら進んで通われています。
Change
ご利用前とご利用後の変化
ご利用前
- 腰が大きく曲がり、前かがみの姿勢になっている
- 小刻みな歩き方で、転倒の心配がある
- 呼吸が浅く、声が小さくて聞き取りづらい
→
ご利用後(修了時)
- 姿勢が伸び、小刻みな歩き方が改善して移動がスムーズに
- 声量が大幅に上がり、はっきりと話せるように
- 自ら進んでデイサービスへ通うようになった


Situation
ご相談いただいた時の状況
パーキンソン病の影響で、腰が大きく曲がった前かがみの姿勢になっておられました。歩き方も小刻みになり、転倒の心配がある状態です。
もう一つ、声のお悩みがありました。身体が硬くなることで呼吸が浅くなり、声が小さく、聞き取りづらくなっていたのです。姿勢と呼吸と声は、それぞれ別のことではありません。
ご本人が困っておられたこと
- 腰が曲がり、前かがみの姿勢が戻らない
- 小刻みな歩き方で、転びそうになる
- 声が小さく、話が伝わりにくい
Program
当センターで行ったリハビリの内容
「眠りの姿勢」から見直す
最初に取り組んだのは、夜の睡眠時に背中の痛みをやわらげるポジショニングの指導でした。枕の高さや寝る姿勢を整えることで、身体の緊張をほどいていきます。
リハビリの時間は週に一度ですが、眠っている時間は毎日あります。休息の姿勢が整っていなければ、日中にどれだけ良い状態をつくっても、翌朝には戻ってしまう。リハビリの効果を最大限に引き出すための土台づくりとして、ここから始めました。
身体の硬さをほぐす
休息の質が上がったところで、身体の硬さをほぐすアプローチを重ねていきました。姿勢が変われば胸まわりが広がり、呼吸も深くなります。
Progress
経過と、現在の状態
小刻みな歩き方が改善して移動がスムーズになっただけでなく、姿勢が良くなったことで声量が大幅に上がりました。呼吸が深くなったぶんが、そのまま声に出た形です。
カラオケでの自主練習
驚いたのは、そこからのT様ご自身の行動でした。ご自宅にあるカラオケ機器を使って、発声の自主練習に取り組まれるようになったのです。リハビリへの意欲が、生活の端々に表れ始めました。
デイサービスへ、そして修了へ
当初はデイサービスに通うことに消極的でいらっしゃいました。ところが身体が動くようになり、声が出るようになるにつれて、お気持ちにも変化が訪れます。今では自ら進んでデイサービスへ通われるようになり、当センターでのリハビリは無事に修了となりました。
数か月経った現在も、元気に通い続けているといううれしい報せが届いています。
Staff
担当者
掲載内容はご本人・ご家族の同意を得たものです。
リハビリの成果には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。

