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改善事例:頚肩腕症候群.腰部脊柱管狭窄症.両人工膝関節置換術後、眩暈 (80代)

この方のプロフィール

疾患頚肩腕症候群/腰部脊柱管狭窄症/両膝の人工関節置換術後/めまい年代・性別80代・男性
利用期間約3か月(11回時点)頻度・1回の時間週1回・90分
利用形態通所コース通常コース

Summary

この事例の概要

首から肩、腰、両膝と、複数の症状を長年抱えてこられた80代の男性です。頭と首がほとんど動かず、脚全体の動きも乏しく血のめぐりが悪い状態で、それに関連した首の痛みと腰の痛みが出ていました。首・背中・脚と全身をゆるめるリハビリを重ねた結果、首から足首まで動く範囲が広がり、数十年苦しまれてきた痛みと怠さが和らぐ方向へ向かっています。何より大きかったのは、それまで誤ったやり方で続けておられた自主訓練を、正しい方法で前向きに行えるようになったことです。

Change

ご利用前とご利用後の変化

ご利用前

  • 頭と首がほとんど動かず、首と腰に痛みがある
  • 脚全体の動きが乏しく、血のめぐりも悪い
  • 自主訓練を誤ったやり方で続けていた

→

ご利用後(11回・約3か月)

  • 首から足首まで、全身の動く範囲が広がった
  • 数十年続いた痛みと怠さが和らぐ方向へ向かった
  • 正しいやり方で、前向きに運動へ取り組めている
ご利用前の歩行
11回目の歩行

Situation

ご相談いただいた時の状況

首から肩、腰、両膝と、長年にわたって複数の症状を抱えてこられました。初めてお越しになったときは、頭と首の動く範囲が著しく狭くなっており、脚全体の動きも乏しく、血のめぐりが悪い状態でした。

これらが重なった結果として、首の痛みと腰の痛みが出ていました。痛みや怠さとのお付き合いは、数十年に及んでいたそうです。

ご本人が困っておられたこと

  • 頭と首がほとんど動かず、首と腰に痛みが出る
  • 脚が動きにくく、身体全体に怠さが残る
  • 運動はしているのに、身体がよくなっていく手応えがない

Program

当センターで行ったリハビリの内容

痛みの出ている場所だけを診ても、この方の状態は変わりません。首が動かないこと、背中が張っていること、脚が動きにくいことが互いにつながって、首と腰の痛みを生んでいたからです。全身をひととおりゆるめるところから始めました。

そしてもう一つ、力を入れたのが自主訓練の見直しです。ご自宅で熱心に運動を続けておられましたが、やり方が身体に合っておらず、かえって負担になっている部分がありました。

リハビリの組み立て

内容ねらい
首と肩甲骨まわりをゆるめる動きにくくなっていた頭と首の動く範囲を取り戻します。
背中の筋肉をゆるめる腰の痛みにつながっている背中の張りを落とします。
脚と体幹への運動療法脚全体の動きと血のめぐりを改善し、歩きにつなげます。
自主訓練の指導誤ったやり方を正し、ご自宅で安全に続けられるようにします。

半信半疑からの出発

はじめの頃は、リハビリに対して半信半疑でいらっしゃいました。長く痛みと付き合ってこられた方ほど、当然のお気持ちだと思います。まずは施術のたびに身体の変化を確かめていただき、ご自身で違いを感じ取ってもらうことを重ねました。

Progress

経過と、現在の状態

頭と首、肩甲骨、肩関節、股関節、膝関節、足関節と、全身にわたって動く範囲が広がりました。首だけ、脚だけではなく、身体全体が動きやすくなっています。

痛みと怠さは、まだ完全になくなったわけではありません。ただ、数十年苦しんでこられたものが和らぐ方向に向かっていることは、ご本人もはっきりと感じておられます。

最も大きな変化は、正しいやり方で自主訓練に取り組めるようになったことです。施術の途中から、身体の変化をご自身のほうから話してくださるようになりました。

Voice

ご本人・ご家族の声

リハビリを受ける前と受けた後とでは、身体の具合が明らかに違うのがわかります。痛みや怠さは良くなっていますが完全には取れていないので、神栖神経リハビリセンターでの施術に期待して、今後も通って身体を治し、100歳まで元気でいたいと思っています。

ご本人(80代・男性)

Staff

担当者

施設長・理学療法士の滑川実信

滑川 実信(理学療法士)

総合病院にて臨床16年(入院・外来・介護施設・通所・訪問)/脳血管疾患・パーキンソン病・整形疾患・難病

メッセージ

リハビリをはじめた頃は、半信半疑なお考えでいらっしゃいましたね。それでも施術を繰り返すうちに身体の変化に気づかれ、その変化をご自身から私に伝えてくださったときは、とてもうれしく感じました。今はご自分でも自主訓練に正しく取り組めるようになり、少しずつ身体の状態は改善へ向かっています。これからもリハビリを通して、健康に長生きするという目標のために一緒に頑張ってまいりましょう。

掲載内容はご本人・ご家族の同意を得たものです。
リハビリの成果には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。

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