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【コラム】自立への歩み:右脳梗塞による麻痺を乗り越えて

この方のプロフィール

疾患右脳梗塞による左片麻痺年代・性別男性
利用期間継続利用中頻度・1回の時間週1回・90分
利用形態通所コース通常コース

Summary

この事例の概要

右の脳梗塞による左半身のまひを抱えたS様が当センターへお越しになったのは、発症から8か月が経った頃でした。当初は左足に装具を着けて歩いておられ、支えを必要とする日常です。「もう一度、自分の足でしっかり歩きたい」という想いを軸に、週1回のリハビリで身体の使い方の再学習と筋力強化を進めました。現在は装具なしで自立して歩けるようになり、さらに自家用車の運転も再開されています。

Change

ご利用前とご利用後の変化

ご利用前

  • 左足に装具を着けなければ歩けない
  • 支えを必要とする日常で、生活の範囲が限られる
  • 自分で運転して出かけることができない

→

ご利用後

  • 装具なしで、自立して歩けるようになった
  • 生活の範囲が大きく広がった
  • 自家用車の運転を再開できた

Situation

ご相談いただいた時の状況

右の脳梗塞によって左半身にまひが残り、発症から8か月が経った頃にお越しになりました。当初は左足に装具を着けて歩いておられ、支えを必要とする日常を送られていました。

そのなかで、はっきりとした想いをお持ちでした。「もう一度、自分の足でしっかり歩きたい」。この一言が、その後の回復の大きな原動力になっています。

ご本人が困っておられたこと

  • 装具がなければ歩けない
  • 支えを必要とするため、行ける場所が限られる
  • 自分で運転して出かけることができない

Program

当センターで行ったリハビリの内容

週1回のリハビリで、身体の使い方を学び直すことと、必要な筋力を高めることの両方を進めました。装具に頼らずに歩くには、脚の力だけでなく、身体全体をどう使うかが変わる必要があるためです。

焦らず、その時々の状態を確かめながら少しずつ進めています。

生活の中の目標を、そのまま練習にする

「自分の足で歩きたい」という目標があったからこそ、何をどこまで練習すればよいかがはっきりしていました。目標が具体的であるほど、リハビリの内容も具体的になります。

Progress

経過と、現在の状態

装具を外して歩けるように

身体の使い方の再学習と筋力強化が進んだ結果、現在は装具なしでの自立歩行が可能になりました。支えを必要としていた日常が、自分の足で歩む自信へと変わり、生活の範囲も大きく広がっています。

自家用車の運転を再開

もう一つの大きな転換点が、自家用車の運転再開でした。ハンドルの改修など、お身体の状態に合わせて車両の一部をカスタマイズすることで、ご自身での運転が可能になっています。

自分の意志で移動手段を確保できたことは、リハビリに向かう意欲をさらに高める結果になりました。

次の目標は、左腕

現在は、さらなる一歩として「左腕を動かせるようになりたい」という希望をお持ちです。歩行と運転という目標を達成された今、腕の動作の改善は、より豊かな毎日を送るための大切な鍵になります。

私たちスタッフ一同、その想いに寄り添い、希望される生活を手に入れていただけるよう、専門的な支援を尽くしてまいります。

Staff

担当者

施設長・理学療法士の滑川実信

滑川 実信(理学療法士)

総合病院にて臨床16年(入院・外来・介護施設・通所・訪問)/脳血管疾患・パーキンソン病・整形疾患・難病

メッセージ

装具を外して歩けたときのS様の笑顔が、非常に印象的でした。現在は「左腕を動かしたい」という新たな目標に向かって、共に歩んでいます。生活の中での「やりたい」を一つでも多く実現できるよう、今後も精一杯サポートさせていただきます。

掲載内容はご本人・ご家族の同意を得たものです。
リハビリの成果には個人差があり、同様の結果をお約束するものではありません。

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